日本三景の一つ天橋立。
砂嘴という独特の地形が太古の昔から
人々のロマンを刺激し、
数々の伝説に彩られた神秘的なストーリーを
創り出してきました。
その天橋立の砂浜を、
音風景から立ち上がる質感/静謐を軸に
制作活動を行なっている原摩利彦、
光の環境をデザインする
照明デザイナー長町志穂による
音と光の演出で幻想的な世界を届けます。
会期:7月11日(土) 〜 9月30日(水)
19:00〜22:30
場所:天橋立公園内
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問合せ先: 天橋立駅観光案内所
〒626-0001 京都府宮津市字文珠314番地の2
天橋立ターミナルセンター丹後観光情報センター内
TEL 0772-22-8030 FAX 0772-22-8720
(ご案内時間:AM9:00 〜 PM6:00)
京都大学教育学部卒業。音風景から立ち上がる質感/静謐を軸に、ピアノを使用したポスト・クラシカルから音響的なサウンド・スケープまで、舞台・ファインアート・映画など、さまざまな形式で制作活動を行っている。ソロ•アーティストとして、《LandscapeinPortrait》(2017)などを全世界でリリースし、ポストクラシカル音楽における地位を確立。国際的第一線アーティストからのコラボレーション・プロジェクトなども精力的に行う。
株式会社LEM空間工房 代表。京都工芸繊維大学卒業、京都造形芸術大学客員教授、大阪大学大学院非常勤講師。公共空間の夜間景観デザイン、建築・ランドスケープの照明計画、あかりを核とする観光まちづくり、光のパブリックアート、照明ブランドのプロデュースなどモノからコトまで様々なプロジェクトを実践。近作、「神戸市メリケンパーク」、「水木しげるロード」、「草津川跡地公園」、「堂島大橋ライトアップ」他
日本三景の一つ天橋立エリアを、
「現実と空想のはざまで」のテーマの下、光と映像、
そしてサウンドを用いたデジタルアートによる
幻想的な世界として演出します。
この作品では、天橋立という場所が本来持つ意味を表現することを目指しています。
空のことを「天」(アマ)といい、
またその下に広がる海のことを「アマ」と呼びます。
なぜ空と海が共通の音で言い表されるのか。
水平線のかなたに見えるその境界を望む
天橋立の成り立ちにも由来する、
二つの世界に挟まれた境界を表現した
インスタレーション作品を天橋立の聖地、
元伊勢籠神社参道で展示します。
海の水面あるいは、流れていく雲のようにも見える、
プロジェクションと霧の装置によって
立体的に表現された空間を
身体的に体験してみてください。
会期:10月16日(金) 〜 11月23日(火・祝)
18:00~21:00
金•土•日•祝日のみ公開
〈11月2日(月)は臨時公開〉
※雨天中止
場所:元伊勢籠神社
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カリフォルニア大学ロサンゼルス校芸術学科、東京芸術大学映像研究科修了後、クリエイティブ・グループAbacusを設立。
人間の知覚や認知についての洞察とメディアテクノロジーによるその拡張を研究の軸として、インスタレーション、ミュージックビデオ、プロダクト、テレビ、書籍等多岐にわたる領域で表現活動を行う。近年ではNHK紅白歌合戦にて竹内まりやの映像演出を担当。
ARS ELECTRONICA CENTER(オーストリア)、TENT LONDON(イギリス)、ジュネーブ現代イメージセンター(スイス)、P2ギャラリー(台湾)、21_21 DESIGN SIGHT、NTT InterCommunication Center、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)、水戸芸術館等国内外で展示多数。
エンジニアリング : 清水快, 姉崎祐樹 (N sketch)
モーショングラフィック : 永末茉莉絵
サウンドデザイナー : 須田伸一 (Twoth)
日本三景の一つ天橋立エリアを、
「現実と空想のはざまで」のテーマの下、光や映像、
サウンドを用いたデジタルアートによる
幻想的な世界に演出します。
今年度は、日本を代表する
電子音楽作曲家兼ビジュアルアーティストである
池田亮司の《data-verse 1》を展示。
鑑賞者を広大なデータの世界に引き込む
オーディオビジュアル作品《data-verse 1》では、
ミクロから人間のレベルへ、
さらにマクロへと向かう過程を3通りの方法で表現。
鑑賞者は視覚と聴覚の両面で、広大なデータの世界へ、
現代人の日常にあふれる
データの流れの中へと引き込まれます。
音響、視覚、素材、物理現象、
数学的概念といった様々な要素を
統合的に組み合わせることで、
既成の概念を超越する池田が
人間の感覚とデジタル技術の限界に
挑みながら探求するのは「極限」、
そして「無限」の世界です。
自身の言葉によって制限を加えることなく、
鑑賞者の想像に委ねるという姿勢を貫く
彼の作品を体験してみてください。
会期:10月16日(金) 〜 11月3日(火・祝)
18:30~22:00
金•土•日•祝日のみ公開
〈11月2日(月)は臨時公開〉
※雨天中止
場所:天橋立公園内
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1966年岐阜生まれ、パリおよび京都在住。
日本を代表する電子音楽作曲家 / アーティストとして、音そのものが持つ本質的な特性とその視覚化を、数学的精度と徹底した美学で追求している。サウンドメディアと視覚メディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストとして、池田の活動は世界中で注目されている。音/イメージ/物質/物理現象/数学的概念の精緻な構成を用いて、見る者/聞く者の存在を包みこむライブ・パフォーマンス、インスタレーションを発表している。2019年京都府文化賞功労賞受賞、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞(メディア芸術部門)受賞
concept, composition: Ryoji Ikeda
computer graphics, programming: Norimichi Hirakawa, Tomonaga Tokuyama, Satoshi Hama, Ryo Shiraki
commissioned by Audemars Piguet Contemporary
with special thanks to The Vinyl Factory
映像システムサポート
日本三景の一つ天橋立エリアを、「現実と空想のはざまで」のテーマの下、
光や映像、サウンドを用いたデジタルアートによる幻想的な世界に演出します。
11月20日(金)〜23日(月•祝)は京都府立丹後郷土資料館前•丹後国分寺跡を、
ライゾマティクス・アーキテクチャーのクリエイティブディレクターである
齋藤精一の作品シリーズ「JIKU」によるスペシャル演出を行います。
作品シリーズ「JIKU」は場所に隠された軸を探るプロジェクトで、
光や音でその軸線を表現するサイトスペシフィックな作品です。
#009の舞台は丹後国分寺跡、雪舟の作品、国宝・「天橋立図」から読み取れる、
雪舟の頭の中の「視点」を軸として、光と音で表現します。
~国宝・「天橋立図」について~
描かれている様な天橋立エリア全体を見ることができる場所は無い為、
何箇所からも観察したイメージを雪舟が頭の中で繋ぎ描かれたものと推測されています。
丹後郷土資料館には約40年ぶりに里帰りします。
会期:11月20日(金) 〜 11月23日(月・祝)
日没後~21:00
※雨天中止
場所:丹後国分寺跡
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1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後、フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役社長。グッドデザイン賞2015-2017審査員。2018年、グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年、ドバイ万博日本館クリエイティブアドバイザー。
クリエイティブディレクター:齋藤誠一(ライゾマティクス・アーキテクチャー)
プロジェクトマネージャー:山口望未(ライゾマティクス・アーキテクチャー)
システムエンジニア:元木龍也(ライゾマティクスリサーチ)
空間デザイン:細野隆人(ライゾマティクスデザイン)
音楽:藤田哲司
音楽プロデューサー:藤井意弘(BACKSLASH)
アシスタント音楽プロデューサー:田中青都(BACKSLASH)
機材協力:株式会社オーディオテクニカ